中高一貫教育

中高一貫教育には、様々な利点がありますが、その中で特に「ゆとり」ある学校生活を送ることを可能にするという大きな意義があります。

中学校・高等学校のころは、自分の将来に向けて豊かな学習をしたり、いろいろな体験を積み重ねたりして個性や創造性を伸ばす時期です。このような時期に「ゆとり」ある学校生活の中で、じっくりと学ぶことを可能にしてくれるものが中高一貫教育です。利点をまとめると、次のようになります。

①高等学校入学者選抜の影響を受けずに「ゆとり」のある安定的な学校生活が送れる。

②6年間の計画的・継続的な教育を受けることにより、学力向上や地域研究の深化が可能となる。

③学校の先生にとっても6年間に渡り生徒と触れることが可能となり、より一人ひとりの個性を伸ばしたり、優れた才能へのサポートが可能となる。

④中学校1年生から高校3年生までの異年齢集団による活動ができることにより、社会性や豊かな人間性がより育成できる。 等々
万場高校では「神流町立中里中学校」、「上野村立上野中学校」の2校が連携中学校にあたります。

※1 奥多野地区では、嬬恋、尾瀬地区とともに平成15年度以降文部科学省の委嘱を受けて連携型の中高一貫教育開発指定校事業を実施しています。

※2 連携型中高一貫教育とは、地域内の一つの高校を核とし、周辺のいくつかの中学校と連携しながら中高一貫教育を進めます。

 

【連携中学校】

神流町立中里中学校HP

上野村立上野中学校HP

中高連携事業の取り組み

単発交流(英語科)

11/19(火)、連携中学校(神流町立中里中学校と上野村立上野中学校)の英語科の先生2名にお越しいただき、交流授業を実施しました。

3年教養コースの英語コミュニケーションⅢの授業で、生徒は現在授業で学習している「食料問題」をテーマに、中学校の先生と英語で会話をしました。

会話では、自分の考えとその理由を伝えること、質問やリアクションなどで会話を続けることを意識しながら活動に取り組みました。

ご協力いただいた中学校の先生方ありがとうございました。

【会話のトピック】

1.昆虫食は私たちの未来の食べ物になるか。

2.ドギーバッグはより多くのレストランで利用できるようになるべきか。

3.基準を満たさない食べ物はすぐに廃棄されるべきか。

4.日本はより多くの食べ物を輸入すべきか。

単発交流(英語科)

11月7日(木)、連携中学校(神流町立中里中学校と上野村立上野中学校)で本校英語科教員が交流授業を行いました。

内容は英作文の練習で、中学生は問題文を丁寧に読みながら作文の条件を確認したり、英語の書き方に注意しながら練習問題に取り組んだりしていました。

中学生のみなさん、体調に気を付けながら勉強頑張ってください!

 

単発交流授業・数学

9月30日(月)に本校数学科教諭が上野中学校で授業を行いました。

中学3年生の「2次方程式」の授業。“高校で習う解き方”を教えて、問題に挑戦してもらいました。生徒たちはしっかり理解して解答していました。

「最初は高校の数学と聞いてむすがしいと思っていたが、解いてみると普段より楽に解けることが分かった」などの感想がありました。

上野中3年生、素晴らしい!

  

単発交流授業・理科(水産)

5月14日(火)、上野中学校・中里中学校2年生と理科の先生が万場高校に来て、神流川での魚取りの体験をしました(「魚取り」は地元の漁協から許可を得て実施しています。ヤマメ、アユは捕獲してもリリースしています)。

授業は3年水産コースの「総合実習」。

11月に中学生に透明骨格標本を見せる授業をするのですが、今回はその材料集めの授業となっています。

中学生達は怖がることなく、積極的に参加していました。

   

鯉のぼり設置体験

4月28日(日)、神流町名物「鯉のぼり」の設置体験に万場高校職員・生徒の有志が参加しました。

朝、神流町役場に集合し、いくつかの班に分かれ町の方々と一緒に汗を流しました。

鯉のぼりが設置された壮大な景色をご覧ください。

  

写真【1枚目;朝集合し、町の方の指示を聞く、2枚目;南の山の上から圧巻の景色。奥には神流町役場が見える、3枚目;神流川から見た鯉のぼり】

4/24第1回中高合同研修会

4月24日(水)午後、万場高校を会場に上野中学校、中里中学校、万場高校の先生達が集まって、第1回奥多野地域中高合同研修会を実施しました。

中高主任から今年度の行事が提案され、その後教科ごとに分かれて「単発交流授業」の話し合いを行いました。「単発交流授業」とは、中学校の先生が万場高校に、万場高校先生が中学校に行って授業をするという企画。日程やコンセプト、内容について話し合われました。

その他、生徒指導部、進路指導部の意見交換や、部活動(卓球部)の中高交流についても話し合われました。