中高一貫教育

中高一貫教育には、様々な利点がありますが、その中で特に「ゆとり」ある学校生活を送ることを可能にするという大きな意義があります。

中学校・高等学校のころは、自分の将来に向けて豊かな学習をしたり、いろいろな体験を積み重ねたりして個性や創造性を伸ばす時期です。このような時期に「ゆとり」ある学校生活の中で、じっくりと学ぶことを可能にしてくれるものが中高一貫教育です。利点をまとめると、次のようになります。

①高等学校入学者選抜の影響を受けずに「ゆとり」のある安定的な学校生活が送れる。

②6年間の計画的・継続的な教育を受けることにより、学力向上や地域研究の深化が可能となる。

③学校の先生にとっても6年間に渡り生徒と触れることが可能となり、より一人ひとりの個性を伸ばしたり、優れた才能へのサポートが可能となる。

④中学校1年生から高校3年生までの異年齢集団による活動ができることにより、社会性や豊かな人間性がより育成できる。 等々
万場高校では「神流町立中里中学校」、「上野村立上野中学校」の2校が連携中学校にあたります。

※1 奥多野地区では、嬬恋、尾瀬地区とともに平成15年度以降文部科学省の委嘱を受けて連携型の中高一貫教育開発指定校事業を実施しています。

※2 連携型中高一貫教育とは、地域内の一つの高校を核とし、周辺のいくつかの中学校と連携しながら中高一貫教育を進めます。

 

【連携中学校】

神流町立中里中学校HP

上野村立上野中学校HP

中高連携事業の取り組み

公開授業

 10月6日(金)、上野中学校で奥多野地域連携型中高一貫教育公開研究授業が行われました。本校から週に一度定期的な交流授業を行っている国語科の教員が上野中学校の教員と共同で授業を行いました。中学生たちは、「相手の思いを引き出す」ことを目標に、各自工夫しながらインタビューをしていました。

単発交流(数学)

 9月28日(木)、本校数学科の教員が上野中学校で単発交流授業を行いました。単元は因数分解で、上野中学校3年生は練習問題を通して因数分解のやり方を学びました。