令和7年度からの教育課程

[2025/1/24更新]

令和7年度1年生(2025年4月)から教育課程が変わります

変更点をまとめたリーフレット 

 

《詳細》

令和7年度入学生教育課程 ※変更になる場合があります

 

〇2コース制  「ライフデザインコース」「水産コース」

2コース制のイメージ図

①1年次は全員共通の授業で、高校での学習の基礎作りを行います。

②2,3年次では個々の興味・関心や進路希望にあった学習ができるよう、「ライフデザインコース」、「水産コース」の2つのコースに分かれます。

 

〇各コースについて[2年次より選択]

ライフデザインコース

少子高齢化などの現代の社会問題と「人生100年時代」を自らの問題と捉えるために、2年次に家庭科目を中心に、乳幼児保育と高齢者福祉に関する専門的な知識や技術を学び、自らの人生を積極的にデザインできる力を身に付けます。保育技術検定、食物調理技術検定などの資格取得も目指します。

3年次には、それぞれの進路選択に合わせて「福祉型」か「基礎学力型」を選択します。

3年次の「福祉型」選択は、従来の「福祉サービスコース」を踏襲した介護職員初任者研修資格取得を目指します。「基礎学力型」選択は数学や英語などの科目については基礎学力の定着に重点を置いた学習を行います。

ライフデザインコースの「仕上げ」となる課題研究の授業では、地域や社会の課題について教科横断型の探究活動を行います。

 

水産コース

水産コースでは、水産全般を学ぶだけでなく、地域と連携した体験学習や探究活動を通して、地域社会の課題を解決する探究活動を行います。また、地域活性化をテーマに地元の店舗や企業と連携して商品開発を行うなどの実践的な学びを行うとともに、県水産試験場などの外部専門機関と連携した専門的な学習を行います。

水産コースでは、川や海、水生生物(特に魚類)に興味・関心があり、自然を大切にし、地域の課題を解決していこうとする推進力をもった生徒の入学を期待します。

 

〇3年「課題研究」の授業

水産コース、ライフデザインコースとも3年で「課題研究」(4単位)の授業があります。

これは、1,2年の授業のなかで自分なりの課題(テーマ)を見つけ、探究活動を行い、その過程や成果をまとめていく授業で、“卒業研究”のような、3年間の主体的な学びの集大成となる授業です。

「課題研究」への流れ

 

〇大学受験への対応

現在の大学入試は、探究活動などを評価する総合型選抜、学校推薦型選抜の比率が高まっています。

万場高校では、高校での探究活動を充実させることにより、大学進学を希望する生徒が総合型選抜、学校推薦型選抜で進学できるよう指導していきます。

水産コースも、水産系の大学を総合型選抜、学校推薦型選抜で受けられるカリキュラムになっています。